リンパ球B細胞で抗体をつくる

ヘルパーT細胞の指令でリンパ球B細胞は、抗体(免疫グロブリンという
タンパク質)をつくり、

つくった抗体を風邪のもとであるインフルエンザウイルスと結合させることにで、

インフルエンザウイルスを分解します(抗体は細胞の中に入れません)

抗体のつくられかた

B細胞は表面のレセプターでインフルエンザウイルスをつかまえます

もしB細胞がインフルエンザウイルスの表面の凸凹(N、H)と一致すれば、

そのインフルエンザウイルスの凸凹と結合します

インフルエンザウイルスと結合舌B細胞は、その一致する型のB細胞が増え始めます

こうしてインフルエンザウイルスと一致する型のB細胞が抗体とつくりだす細胞となり(プラズマ細胞)そのインフルエンザウイルスに対抗するための抗体をたくさんつくりだします

なお抗体が作られている間も、キラーT細胞等はインフルエンザウイルスに対して直接攻撃を続けています

インフルエンザウイルスの消滅

できた抗体は、血液の流れで移動し、全身をくまなくまわります

抗体はキラーT細胞によって破壊された細胞から逃げ出したインフルエンザウイルスを見つけてはその表面に結合して他の細胞へ入ること(感染)を防ぎ、無害化します

抗体に結合させられたインフルエンザウイルスは活動ができなくなります

その後死にかけたウイルスはマクロファージが処理します

抗体の記憶

インフルエンザウイルスを消滅させ免疫システムの勝利です

もう必要のなくなった抗体を作り出していた細胞は、死滅しますが、一部はメモリーB細胞として残っています

メモリーB細胞は、インフルエンザウイルスの表面の凸凹を記憶しています

次に同じインフルエンザウイルスが侵入してきたときには抗体をすぐに作り出せるようにするためです

最後にサプレッサーT細胞が働いて免疫反応は終了し、インフルエンザは治癒します。

まとめ
リンパ球B細胞がインフルエンザウイルスの抗体を作りインフルエンザウイルスを無害化し、完治後も一部は記憶のために残っています

主に成人男女が国内で発症する可能性のあるウイルス感染の一覧
海外の限定区域、乳幼児の病気は除く
病名症状
鳥インフルエンザ 鳥類がインフルエンザウイルスに感染して起こる病気 人に感染したときの症例は、結膜炎、肺炎、多臓器不全等
SARS38℃以上の突然の高熱、激しいせき、呼吸困難、全身の倦怠感、強いさむけ
肝炎肝臓の炎症A型からE型がある
ノロウイルス冬の食中毒 激しい下痢、腹痛、吐き気、嘔吐、発熱
白血病貧血、出血、発熱、倦怠感
免疫システムが異常を起こす結果、様々な合併症を引き起こします
エイズ免疫力の低下 感染後2〜4週間で発熱、頭痛、口内炎、下痢、倦怠感等の風邪に似た症状
脳炎38℃〜40℃またはそれ以上の熱、頭痛等
結膜炎眼の出血、白目が真っ赤、充血
発ガン
ウイルス
がんを引き起こすウイルスをまとめました