マクロファージと好中球の役割
インフルエンザウイルスは名前の通りウイルスです
ウイルスは細菌などと違って動物の体の中つまり細胞の中でしか増殖できません
細菌は生物なので、まわりに栄養分があれば自分で生きることができるが、ウイルスは生物ではなく生きている細胞の中で増殖します
ウイルスの侵入
のど(喉)の粘膜から体内に侵入し、すぐそばの細胞の中に入り込んで増殖を始めます
このとき、ウイルスに感染した細胞はインターフェロン(サイトカイン)が分泌します
感染していない細胞にウイルスの侵入を伝えて、ウイルスの増殖を止めるためです
サイトカインとは
サイトカインは一種の情報伝達物質、細胞間相互作用を触媒するタンパク質の総称
サイトは細胞という意味で、カインが作動因子という意味の造語です。
サイトカインが放出されることにより、免疫システムは、細胞の増殖や分裂などの恒常性を維持することができるようになります
インターフェロンとは
ウイルス感染に際して分泌される糖タンパク質。 ウイルス抑制因子
インフルエンザウイルスで刺激を受けたマクロファージが分泌します
したがって インターフェロンとは、サイトカインの一種で、抗ウイルス作用を有しています
インフルエンザウイルスが侵入すると好中球やマクロファージが感染した細胞を破壊していきます
好中球とは
白血球の一種で体内に入ったウイルスに対し活性酸素を出して殺す働きを持つ免疫作用で大きな役割を果たし、ストレスや過労で交感神経が緊張すると増加
ちなみに好中球は、主に細菌などを殺し、捕食する役割を担っています
外傷で細菌が体内に入ると好中球が傷口に集まり、病原体を破壊する
膿は好中球と細菌の死骸なんです
マクロファージとは
白血球の一種である単球が血管以外のさまざまな組織で成熟したもの
好中球と同じように感染細胞を食べて処理していきます。
直径15〜20μmの単核細胞で、ウイルスを貪食(細胞内に取り込んで殺菌・分解)する働きを持っている
殺菌処理は酵素で行われます
マクロファージは、ほぼ全身に分布し、異物が浸入するとすばやく殺菌します
マクロファージが完全に殺菌できないとき
マクロファージが処理したインフルエンザウイルスの断片を表面(自らの先端)に付着して抗原提示をしインフルエンザウイルスが来たことを知らせ助けをもとめます
その他マクロファージはインターロイキン(サイトカイン)を分泌し、脳の発熱中枢に連絡して発熱させたり、T細胞を活性化させます。
インターロイキンとは
マクロファージが分泌するタンパク質性の活性物質の総称で、細胞間のシグナル伝達を担う物質です。
| 病名 | 症状 |
|---|---|
| 鳥インフルエンザ | 鳥類がインフルエンザウイルスに感染して起こる病気 人に感染したときの症例は、結膜炎、肺炎、多臓器不全等 |
| SARS | 38℃以上の突然の高熱、激しいせき、呼吸困難、全身の倦怠感、強いさむけ |
| 肝炎 | 肝臓の炎症A型からE型がある |
| ノロウイルス | 冬の食中毒 激しい下痢、腹痛、吐き気、嘔吐、発熱 |
| 白血病 | 貧血、出血、発熱、倦怠感 免疫システムが異常を起こす結果、様々な合併症を引き起こします |
| エイズ | 免疫力の低下 感染後2〜4週間で発熱、頭痛、口内炎、下痢、倦怠感等の風邪に似た症状 |
| 脳炎 | 38℃〜40℃またはそれ以上の熱、頭痛等 |
| 結膜炎 | 眼の出血、白目が真っ赤、充血 |
| 発ガンウイルス | がんを引き起こすウイルスをまとめました |